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こちらの神社には、当時、三出葉のうち、表が一枚、
裏がえしが二枚の異形の葛が生えていました。
「信太の森の うらみ葛の葉」の「うらみ」とは
「裏見」の意味で、こちらに生えている葛の葉を
表しており、神社の社紋にもなっています。

 
*葛の説明

マメ科のつる性多年草。山野に生える。
葉は三小葉からなる秋に紅葉色の花をつける、
秋の七草の一つ。つるの繊維は、くず布の原料。
根は、でんぷんをとり、干した葛根は解熱の
漢方薬になります。葛根を加工
したものがくずもちです。